二人が付き合うようになっても、考え方が合わなかったり、喧嘩になることもあるでしょう。そして、暴力を振るわれることもあるかもしれません。

このような恋人間の暴力をはドメスティックバイオレンスといい、DVと省略されて使われることが多いです。DVは体への暴力のみならず、精神的や経済的や性的な攻撃も行われます。

DVは二人のプライベートな空間で行われることが多く、その現場は他人の目に触れることは少ないです。体の外傷があり、それを持って初めて発覚するケースも多いです。またDVは芸能人でも多く、時にはニュースになることさえあります。

それではDVを行われた場合は、どのように対処すればいいでしょうか?

何故DVを行うようになるのか

DVは多くの場合は、男性から女性へ行われます。
これは男性が女性を支配しているという気持ちが根底にあるためだと思われ、特に養っているという意識が強いためです。

また、常に自分が中心にいなければならず、自分が相手を引っ張っていかないといけないというプレッシャーも関係しています。

そのような考えから、相手を付属物のように扱うことからDVが始まります。

また逆にお金持ちや美人の女性が男性に対して優位に立ち、言葉や圧力をかけてDVを行うということもあります。

参考サイト :
なぜDVは発生するの?

DVをされたら自覚すること

付き合っているのですから、お互いに好きなはずです。
しかしながら、暴力を振るわれた、しかもそれが日常的になっているなら、考えを変えるべきです。

DVをされているけど、それでも相手の事が好きだ。
いつかは、考えを変えてDVしなくなるだろう。
という安易な考えを持っては、いつまで経っても状況は改善しません。

DVを行う人の中には、事が済むと悪かったと謝ることも多いです。その繰り返しをしているにもかかわらず、優しい言葉をかけられると、被害者はついつい心を許してしまうこともあり、なかなか状況が改善しにくいのです。

まずは、DVをされたら、自分は被害者であると自覚しましょう。

参考サイト :
DVから逃れる方法とは

離婚を考えるべき

DVを行っている人には、それは一時的な行為であり、罪だとは自覚していないことも多いです。また悪いと自覚している場合は、何かと理由を付けて、責任を相手になすりつけることも多いです。

さらに悪いことに、暴力を振るわれている被害に遭っている人が、長い期間暴力に晒されると、自分が悪いと思いこんでしまう場合もあります。

DVを行うというのは、相手の痛みや気持ちを理解していないからこそ、暴力に訴えるのです。だからこそ、その行為を止めさせるというのは、大変難しいことでもあります。

このため、一番の解決策はその場から逃げて相手との距離を取ることであり、離婚を考えるべきです。すぐに答が出ないという場合には、お互いに離れて暮らして、一度冷静にどうするか考えることも大切です。